弘前市の公園について①では「行き場のない愛犬家が多く存在するという事実」という事を書かせていただきました。
ペット立ち入り禁止の処置には、糞尿をはじめとするマナー問題が要因となっていますが、これからの公園の在り方を今一度一緒に考えてみませんか?
欧米では、どんな子どもでも遊べるユニバーサルデザインの視点を取り入れた公園づくりが広がっています。ユニバーサルデザインとは、1980年代にアメリカのロナルド・メイス博士が提唱した、年齢や性別、文化、言語、障がいの有無などに関わらず、どんな人でも利用できるデザインを指したものです。
ようやく日本でも「多様性」という言葉もよく聞かれるようになりました。
「多様性」とは、さまざまな個性や価値観を排除せずに、「そこにいてもいいよ」「色んな人がいたほうがいい」とすることだと思っています。
公園には、子供やお年寄り、食事をする人も、運動する人、愛犬家も愛犬もそこにいてもいいはずですよね。
何かの枠組みに収まらない事や、少数派を排除するのは簡単ですが、だれもが住みよい街とは言い難いとは思いませんか?
弘前市には「パブリックコメント制度」というものがあります。
パブリックコメント制度とは、市の重要な施策、たとえば計画などを策定していく中で、その計画などの素案を公表し、広く市民の皆さんに意見や情報を求め、提出された意見などを考慮して決定していくものです。
現在行っているパブリックコメントに「弘前市立病院・旧第一大成小学校跡地活用基本構想(素案)」があります。
「弘前市立病院」の活用方法と「旧第一大成小学校跡地」の活用方法についてで、「旧第一大成小学校跡地」については日常的な運動や憩いの場、各種健
康イベントなど様々な活動の場として公園の整備が計画されています。
今のままでは、ペット立ち入り禁止公園となるでしょう。
この場所に「ドッグラン」があったら、多様性あふれ誰もが利用できる公園であったらと思いませんか?
排除で問題は解決しません。
必要な事は、誰もが笑顔で利用できる仕組みづくりではないでしょうか?
弘前市の公園について①では、声を上げてくださった愛犬家の行動で規制が緩和されました。
「人口の3.5%を動員して成功しなかった運動はなかった、3.5%の人を動かせば社会は変わる」と言われています。
弘前市が誰もが住みよい街となるよう、その3.5%に参加し、声をあげませんか?
意見の提出方法もとても簡単で、気軽に提出できるよう配慮されています。
郵送・直接持参・FAX・Eメール・わたしのアイディアポストいずれかを選べます。
また、意見等記入用紙の様式もダウンロードできます。
ぜひ、ご活用ください。
詳しくは弘前市の公式サイトパブリックコメントをご覧ください。
シェア拡散も大歓迎です。
情報共有して、住みよい街へ行動しましょう!